【ハイチのラム酒一覧】カリブ海に浮かぶ美食の国

カリブ海のイスパニョーラ島に位置する国ハイチは、豊かな歴史と文化を持ち、フランスとアフリカの文化が混じった美食の国として知られています。

また、ハイチは優れたラム酒の生産国でもあります。

当記事では、ハイチの代表的なラム酒メーカーを紹介していきます。

バルバンクール（Barbancourt）

1862年創業のバルバンクールは、ハイチで最も古く、最も有名なラム酒ブランドの一つです。

コニャック製造の知識を持ってハイチにやって来たフランス人のデュプレ・バルバンクールによって創設されました。

彼は、通常コニャックに使用されるフランスの二重蒸留プロセスを改良し、卓越したラム酒を作り出しました。

それ以来、バルバンクールは世代を経て引き継がれ、元の製造技術を保持し、一貫した高品質な製品を維持しています。

そのラム酒はオーク樽で熟成され、滑らかで複雑な風味が特徴です。

ブランド
・Barbancourt 3 Star 4-Year
・Barbancourt 5 Star Reserve Especiale 8-Year
・Barbancourt Estate Reserve 15-Year

公式サイト（英語）

ブークマン（Boukman）

ブークマン・ボタニカル・ラムは、ハイチ革命の重要人物であり、ハイチの独立への道を切り開いたデュティ・ブークマンにちなんで名付けられました。

ブークマンのラムは、伝統的に伝わる製法で、新鮮なサトウキビジュースから作られます。

オーク樽で熟成され、キャラメル、バニラ、スパイスの風味が加わった製品が多いです。

サトウキビの素材の味を生かした製品が多く、上品な味わいがあります。

ブランド
・Boukman Botanical Rhum

公式サイト（英語）

ラム・ビュー・ラベ（Rhum Vieux Labbé）

ラム・ビュー・ラベは、伝統的な製法と品質へのこだわりを示すプレミアムエイジドラムです。

濃厚でコクのある熟成ラム酒として知られています。

1940年代に創業したRhum Vieux Labbéは、半世紀以上にわたって高品質なラム酒を生産しています。

卓越した味わいと職人技が評判となり、ハイチでも最高級のラム酒の一つとされています。

ブランド
・Rhum Vieux Labbé White Rum
・Rhum Vieux Labbé 5 stars
・Rhum Vieux Labbé SIGNATURE BLEND

公式サイト（英語）

まとめ

以上がハイチの代表的なラム酒メーカーの一覧になります。

ハイチはコーヒーでも有名な国ですが、ハイチコーヒーというラム酒を混ぜて飲むコーヒーの飲み方があるくらい、本場としてラム酒の文化が浸透しています。

そのため、ハイチのメーカーは、ラム酒の品質と伝統に対して強い誇りを持っています。

それぞれがユニークで印象に残る味わいの体験を提供しており、ラム好きなあなたには特に記憶に残るものになるでしょう。

日本での流通はまだまだこれからですが、見つけ出して飲んでみる価値のあるブランドばかりです。ぜひお試しください。