ドミニカ共和国は、カリブ海に位置する国で、その豊かなラム酒文化から製造されるラム酒は世界中の愛好家から高い評価を受けています。
この国は独自のラム酒製造技術と伝統を誇りにしており、ドミニカ共和国の文化と経済においてラム酒は非常に重要な役割を果たしています。
このブログ記事では、そんなドミニカ共和国の魅力的なラム酒のブランドを紹介していきます。
ブルガル(Brugal)
1888年にアンドレス・ブルガル・モンタネルによって設立されたブルガル・ラムは、ドミニカ共和国で最も有名なラム酒ブランドの1つです。
品質と熟練した職人技による伝統製法にこだわり、独自の風味を持つ様々な熟成ラムを提供しています。
2011年はカリブ海エリアでの販売数量がNo.1の実績があり、サントリー経由で販売された際は「カリブ海エリアNo.1ラムブランド」と言われていました。
ブランド
・ブルガル ブランコ
・ブルガル アネホ
・ブルガル 1888
ロン・バルセロ(Ron Barceló)
ロン・バルセロは、ブルガルと並びドミニカ共和国の象徴的なラム酒ブランドです。
ドミニカのセント・ドミンゴでフリアン・バルセロによって設立されたロン・バルセロは、品質、革新、情熱という原則に基づいて歴史を築いてきました。
伝統的な手法だけでなく、積極的に革新的な手法を取り入れていくブランドとしても知られています。
ロン・ベルムデス(Ron Bermúdez)
ロン・ベルムデスはドミニカ共和国で最も古いラム酒ブランドとされています。
1852年から蒸留が開始されたとされ、様々な国内の混乱を乗り越えつつも、現在まで続いているブランドです。
代表的なブランドである「Ron Bermúdez Don Armando」はアメリカンオーク樽で熟成された後、仕上げにボルドーワインの熟成に使用されていたフレンチオーク樽を使用してさらに熟成させたものです。
トーストされたオーク樽やドライフルーツの香りが残り、非常にソフトで心地よい口当たりのラム酒として、高い人気を誇っています。
ブランド
・Ron Bermúdez Don Armando
・Ron Bermúdez Añejo Selecto
・Ron Bermúdez Blanco Superior
Oliver & Oliver International ※製造会社
オリバーアンドオリバーインターナショナル社は、ドミニカ共和国のプレミアム・ラムメーカーです。
キューバ出身者によって創業された企業であり、プレミアム・ラムの製造にとことんこだわりを持っています。
伝統的なソレラ方式で蒸留されたラム酒を熟練した職人たちが作っており、様々なブランドを展開しています。
手作業で瓶詰め、ラベル貼り、ナンバリングされているため、蒸留から出荷まで非常に手間暇をかけているラム酒メーカーと言えます。
日本ではあまり見かけませんが、当メーカーのラム酒に出会ったら、ラム好きなら一度は試してみたいですよね。
ブランド
・OPTHIMUS
・QUORHUM
・CUBANEY
・PRESIDENTE
・PUNTA CANA CLUB
・UNHIQ
ロン・マツサレム(Ron Matusalem)
ロン・マツサレム(日本ではマツサレムラムとして流通)は、もともとはキューバで創業されたブランドでした。
キューバ革命を機に国外へ移転されましたが、その一つがドミニカ共和国です。
2015年に創業家の出身者より、ドミニカ共和国で完全復興され、現在は日本を含む世界中で流通しているメジャーなブランドとなっています。
バニラの香りも漂いつつ、それだけでないユニークな香りな製品が多く、世界中で人気なラム酒ブランドです。
ブランド
・Ron Matusalem GRAN RESERVA 15
・Ron Matusalem GRAN RESERVA 23
・マツサレム ロゼ
まとめ
いかがでしょうか。
やはり本場・カリブ地域に属するドミニカ共和国には非常に多くの著名なブランドがありますね。
それぞれが違った特徴を持っており、生産者たちのプライドを強く感じさせます。
ドミニカ共和国のラム酒は日本でも流通しているものが多いので、ぜひバーなどで意識して飲んでみても面白いかもしれませんね!
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