【タイのラム酒一覧】笑顔と美しい自然の国・タイのラム酒をご紹介

タイは、美しいビーチや豊かな文化で知られる魅力的な国ですが、ラム酒の生産国を挙げる場合には中々出てこないですよね。

しかし、実はタイは高品質なラム酒を多く生産している国であり、ラム愛好家の皆さんにはぜひ知っていただきたいブランドがたくさんあります。

当記事では、タイのラム酒を紹介していきます。

フラヤ(Phraya)

フラヤ(Phraya)は世界的なラム酒のコンペティション「WORLD RUM AWARDS 2017」を受賞した、タイの代表的なラム酒のブランドの一つです。

タイの豊かで肥沃な土壌で育ったサトウキビから作られ、現地の主要な河川の一つであるターチン川の天然水で蒸留されています。

樽内の木材を活性化させるための「火入れ」が行われたオーク樽で、7年から12年間じっくりと熟成させれた結果、なめらかで複雑な味わいを持ったラム酒となっています。

タイの大手酒類メーカー、タイビバレッジより販売されています。

公式サイト(英語)

サンソム(SangSom)

フラヤと同様に、タイビバレッジより販売されているサンソムも、タイの代表的なラム酒ブランドの一つです。

5年間オーク樽で熟成させた後、厳選されたハーブやスパイスの特別な濃縮液とブレンドし、独特の味わいと香りを持たせています。

1982年にスペイン・マドリードで開催されたリキュールコンペティションで金メダルを受賞し、1983年にはドイツ・デュッセルドルフでのコンペティションでも受賞しました。

それ以来、このラム酒は愛好家の間で「サンソム・ゴールド・メダリオン  “SangSom Gold Medallion”」として知られるようになりました。

公式サイト(英語)

イサーンラム(Issan Rum)

タイ北部・ノンカイ農業地帯の中心部に位置するイサーン・ラム蒸留所で蒸留されるラム酒です。

現地の小規模なサトウキビ生産者と連携し、取れたての新鮮なサトウキビジュースを用いて作られており、製造過程で様々なアロマが付与されます。

マンゴーやパッションフルーツなどの香りも加わった、フレッシュでフルーティな香りがするラム酒です。

イサーン・ラム蒸留所は観光スポットとしても有名であり、現地で試飲することも可能です。トリップアドバイザーでは高い評価を持つ観光スポットになります。

Trip adviser(英語) ※公式サイトなし

チャロンベイラム(Chalong Bay Rum)

チャロンベイラムは、100%タイ産のサトウキビを使用して、ラム酒やブランデーの本場フランスの製法で作られています。


ブランドから出ているラム酒全般でバニラやヘーゼルナッツの香りがするのが特徴で、お酒が苦手な人でも飲みやすいブランドになります。


イサーン・ラム蒸留所同様に、チャロンベイラム蒸留所も人気の観光スポットとなっており、タイの観光庁日本語サイトでも紹介されています。

公式サイト(英語)
タイ国政府観光庁

まとめ

以上がタイのラム酒ブランド一覧です。


タイはラム酒生産の主要な原料であるサトウキビの栽培に適した気候と肥沃な土壌を持っています。


そこから作られる高品質なサトウキビにより、質の高いラム酒ブランドが多く生まれています。


タイ政府も地元産業支援の一環でラム酒産業を育成しており、世界的なクラフト酒ブームの後押しも併せてタイのラム酒製造はもっと盛んになっていくでしょう。


これからの成長も期待できるタイのラム酒について、あなたもぜひ、試してみてください。


当サイトではどのブランドのラムがどこで飲めるのか、まで追跡していけるよう尽力していきます。

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この記事を書いた人

ラムスペース.com編集長。大のラム好き。パイレーツオブカリビアンをきっかけにラム酒に興味を持つようになり、世界中のラム酒を飲むべく、またラム酒のすばらしさを広めるため活動中。ラム酒仲間の当サイトデザイナー・モトキとラム酒を求めてバーやレストラン、酒屋など多くの場所に出没します。

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